2009年08月01日

マンホールも穴だらけ

吉見町マンホール

埼玉県吉見町の汚水マンホール。
古代の雰囲気漂う埴輪と吉見百穴の組合せ。
町の西端、東松山市との境近くに国指定史跡の吉見百穴があります。丘陵の斜面にたくさん掘られた横穴式の古墳群。このほかにも八丁湖そばに県指定史跡の黒岩横穴墓群があります。
埴輪は、町内に埴輪を焼いた窯跡があることに因んでいます。和名埴輪窯跡群(県選定重要遺跡)など。埋蔵文化センターでは埴輪作りの体験ができます。
松の木が描かれていますが、町の木はケヤキです。これは吉見百穴に茂っている松ですね。

吉見町マンホール
▲吉見町東野辺り。信号を右に進むと「道の駅いちごの里よしみ」があります。

吉見百穴
▲吉見百穴。現在では219基が確認されていて、中に入ることができる横穴もあります。
営業時間8:30〜17:00、入園料300円、駐車場あり。

(写真:2007年11月18日撮影)
posted by 葉月 at 22:31| Comment(30) | TrackBack(0) | マンホールの数々

踏むに踏めない大御所家康公マンホール

静岡市「大御所家康公駿府城入城四百年祭」記念マンホール

静岡県静岡市葵区にある駿府城跡付近で見つけた「大御所家康公駿府城入城四百年祭」記念消火栓マンホール。家康公の甲冑、安倍川、富士山の組合せ。
マンホールとは言え、踏み絵じゃないですがこの甲冑部分はちょっと踏みにくいですねぇ。

徳川家康公が駿府城に入城した1607年から400年を記念して2007年4月から2008年3月まで開催された四百年祭を記念して作製されたものです。

甲冑は言うまでもなく家康公を表していますが、安倍川は家康公が大規模な治水工事を行っており、静岡名物「安倍川もち」でも有名ですね。
また旧国道1号(現県道208号)に架かる安倍川橋は、1923(大正12)年架橋で中部地方では最古、ボーストリングトラス橋として最長の約490.8mという歴史に残る橋です。

駿府城跡の石垣とマンホール
▲駿府城巽櫓近くの城代橋と石垣。

駿府城巽櫓
▲駿府城巽櫓。1989(平成元)年に市制100周年を記念して復原。

府中弥次喜多像
▲府中弥次喜多像。『東海道中膝栗毛』の作者、十返舎一九は駿府の生まれ。

(写真:2009年7月19日撮影)
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2009年07月30日

灘の酒・西宮郷と甲子園

西宮市マンホール
(画像提供:A.Sさん)

兵庫県西宮市の雨水マンホール。
甲子園球場と酒蔵、市の花サクラの組合せ。立体感のある写実的な表現。

酒蔵の多い西宮は「灘五郷」のうちの一つ「西宮郷」で、明治時代にはマンホールに描かれているような煉瓦造りの酒蔵が幾つも建てられたようです。今でも多くの酒造業者がありますが、昔の酒造りの様子を伝えようと酒蔵通り付近に「白鹿記念酒造博物館」や「日本盛酒蔵通り煉瓦館」があります。

また、甲子園球場は正式には「阪神甲子園球場」といい1924(大正13)年の建造。その造りは堅牢で70周年を経た1995(平成7)年の阪神・淡路大震災では大きな被害はなかったそうです。アルプススタンドは1929(昭和4)年の増築です。

西宮市のマンホールには、このほかにカエルの描かれた小型のマンホールもあるそうですが、A.Sさん、こんどはそちらも見つけたらよろしくお願いします。

(写真:2008年4月撮影)
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2009年07月29日

こんぴらさんの石段

琴平町マンホール

香川県の琴平町にある「こんぴらさん」こと金刀比羅宮の石段と町の花である美女桜を描いたマンホール。
こんぴらさんは長い石段(奥社まで1368段)でも知られますが、参拝客が駕籠に乗っている様子も描かれています。軒を連ねる店は名物の讃岐うどん店でしょうか。

琴平町マンホール
▲突き当たりに見える三角屋根は、JR土讃本線琴平駅。大正時代の建築です。

金刀比羅宮表参道
▲表参道の賑わい。「参拝しあわせ号」とありますが、琴平バスが運行している途中まで石段をパスして行ける参拝登山バス。マンホールに描かれた駕籠の現代版でしょうか。

金刀比羅宮参道階段
▲こんぴらさんの石段、桜馬場の辺り。約400段目。マンホールの石段は、ここではなくもっと下の土産物店の並ぶ一ノ坂辺りと思われます。

(写真:2008年12月31日撮影)
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2009年07月28日

これがなにわの大阪城

大阪市マンホール

大阪市中央区今橋3丁目。国指定重要文化財に指定された日本最古の木造園舎の市立愛珠幼稚園前で見つけたマンホールです。
大阪のシンボルである大阪城と市の花である桜を配し、大阪府によると「都市と水の調和」を表現しているそうです。てっぺんには大阪市章(みおつくし・澪標=かつて難波江の浅瀬に建てられていた水路標識)があります。

ちなみに、このカラーバージョンのマンホールは六分の一サイズ(10cm)のゴム製コースター「これがなにわのマンホール」として通天閣などで販売されています。ちゃんと大阪市都市環境局が制作協力しています。(勿論、購入しました↓)

大阪市マンホール コースター(表)
大阪市マンホール コースター(裏)


大阪市マンホール
▲右の木造建築が市立愛珠幼稚園。高層ビルの建ち並ぶ中に存在するのが驚き。奥は御堂筋。

大阪城天守閣
▲大阪城天守閣。1931(昭和6)年建造。外観が白と黒の二色ですが、下の初層から4層までが徳川時代(白漆喰)で最上部の5層が豊臣時代(黒漆)の外観となっています。豊臣時代の大阪城はその堅固さから「三国無双」と呼ばれましたが、徳川時代の天守閣とは位置も規模も異なっているため、この復興天守の姿は実在しなかったものです。

(写真:2009年5月30日、天守閣のみ2007年8月18日撮影)
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2009年07月27日

港都横浜のマンホール

横浜市港湾局マンホール

赤レンガ倉庫近くで見つけた横浜市港湾局のマンホール。
「PORT OF YOKOHAMA」「1859」と記された絵デザインは、1981(昭和56)年に横浜港港湾管理30周年を記念して制定された横浜港シンボルマークをもとに、若干アレンジされたもの。(凸凹を付けるためか雲と波が追加されている)

描かれているのは、1935(昭和10)年に外防波堤に建造された白灯台と貨物船。白灯台は今でもベイブリッジの展望室か、港内遊覧船から見ることができる。
「1859」は横浜が開港した年(安政6年)。今年2009年は、その開港150周年記念の年で、「開国博Y150」が開催されている。

赤レンガ倉庫とマンホール

(写真:2009年7月26日撮影)


タグ:神奈川県
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2007年10月17日

忍野の風光明媚なマンホール

忍野村のマンホール

自転車ツーリングで山梨県忍野村を走っていて見つけたのがこの下水マンホール。
風光明媚な忍野の景色をそのまま切り取って貼り付けたような、茶室の丸窓から眺めたようないい雰囲気です。

描かれているものを見てみると、右手前に「水車小屋」、その左下には「忍野八海の湧水池」、その上には「ハリモミ樹林」、そして遠方に「富士山」、水車小屋には「モミジ」がかかってます。

これ以外にあるか、とばかりに忍野の景観を形作る要素が詰まってますね。
また切り絵のようなタッチが趣を添えています。
これは是非、カラーマンホールで見てみたい作品です。

忍野の景色の写真がありませんが、マンホールに見入ってて景色を撮るのを忘れてました・・・
あ、仲間が撮った写真がありました!
なんだこれ?! ここにも!

忍野村の忍野八海紹介ページ

(写真:2007年10月13日撮影)

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2007年08月31日

ふ、深いぞ・・・横浜市のマンホール

横浜市の絵柄汚水マンホール

これは横浜市の汚水マンホール(絵柄)です。
舵輪の中に横浜の象徴の一つであるベイブリッジが描かれています。
さて、横浜市には絵柄でない幾何学模様の雨水・汚水マンホールもたくさんあります。

横浜市「あめ」マンホール
↑雨水マンホール。ひらがなで筆書きのような書体の「あめ」がなんとも言えない感じがします。

そして、実は次の3枚の汚水マンホール写真が本題なのですが・・・じっくり見比べてみてください。
3つとも同じに見えますが、すべて違っている点があるのです!
@
横浜市汚水マンホール@
A
横浜市汚水マンホールA
B
横浜市汚水マンホールB

さて、わかりましたか?
かな〜り難易度高いですっ。

はいっ、答えは↓この画像です。
「おすい」3態
「おすい」の文字が3つとも微妙に違うんですよ〜。
これらはそう離れていないところにあるので、設置時期も同時期と思われますが、3つ撮影して3つとも違うとは・・・
1枚1枚手作りとも思えないし、型枠がいくつもあるのでしょうかね〜?

そんな深〜い?マンホールから目を上げると、梅が咲いてました。
横浜市の汚水マンホールと梅

(写真:2007年3月3日携帯で撮影)
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2007年08月28日

東京都江東区の意味深なマンホール

江東区の防火貯水槽マンホール.jpg

これは東京都江東区のとある公園で見つけた防火貯水槽のマンホールです。

真ん中には、昭和26年に制定された江東区の紋章があります。
この亀のような東京都章のようなデザインは、区内の小中学校の生徒から募集したものに修正を加えたものだそうです。

それはそうとして、マンホール自体のデザインはただの幾何学的な模様に見えますが、「いや、何か意味があるはずだ・・・」と一人ひと気のない公園で探るようにマンホールを見つめながら考えていると、頭の中で「チンッ〜」と鐘が鳴ったようにひらめきました。
「そうだ!これは纏(まとい)ではないか?」
なるほど、「防火」と「下町」からイメージされるのは江戸の頃の町火消しが使っていた「纏」です。
「防」「火」「貯」「水」「槽」が5本の纏のひらひらした馬簾(ばれん)にあり、区章のある真ん中の○はてっぺんの陀志(だし)にあたりますね。
これ、当たりですよね?

纏を図案化したマンホールは、このブログでも以前に川越市の消火栓マンホールを紹介しています↓
『埼玉県川越市のマンホール(消火栓)』

ご参考に、消防防災博物館WEBサイトの纏のページです↓
『消防防災博物館:見て学ぶ-町火消纏装束之図-』

下の写真は、このマンホールのある公園の風景です。
MH_koutou_2.jpg

(写真:2007年8月28日撮影)
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2007年08月21日

海を渡ってきたマンホール

NYCのマンホール

お盆休みに大阪のUSJ(ユニバーサルスタジオジャパン)に行って参りました。
場内は映画のロケに使用した建物のセットが並んでいて、欧米情緒にあふれているのですが、ふと足下にあったマンホールを見てみると・・・
ん?英語?あれっ?NYC??
こ、こんなものにまでこだわっているとは!

一見シンプルなデザインのようですがよく見てみると、同心円状に丸穴が並んでますが、内側は8等分で外側は単純に16等分ではなく14等分なんですねぇ〜。
こういう、考えた形跡のあるモノって好きなんですよ。
なぜ14等分にしたのだろうか?なぁんて作った人の意図を想像することが面白いのです。
そして技術的な理由を発見したり、デザインの発想に感嘆したりして楽しむのです。

(写真:2007年8月16日撮影)
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2007年08月11日

次元を超えた?駐車禁止顔の消防士のいるマンホール

武蔵野市の消火栓マンホール

こちらは東京都武蔵野市の消火栓マンホールです。

ビルが林立する中、大変な火災現場となっているようです。
辺りは放水により水浸しとなっており、緊迫した状況が伝わってきます。
真ん中には、近寄るな!とばかりに顔に通行止め標識のような紋様を施した怖い顔の消防士さんが両手で制止しています。
ん?胴体がない?まさか水たまりに溺れているのか地面に埋もれていて助けを求めているのか?!
その後ろでは別の消防士さんが消防車に向かって?火炎放射器のような勢いで放水を続けています。

さて、この絵の意味を考えてみます。
消防士さんの顔にある紋様。道路標識だとするとこの図形は駐車禁止または車両通行止めですね。黒色なのでどちらかは特定できませんが。
となると、絵の中の火災現場での通行止めというよりも、このマンホールの上に駐車してはいかん!と言っているように思えます。

この消防士さんは、絵の中の世界から現実の車の運転者に向かって呼びかけていることになり、次元を超えた存在ということにならないでしょうか?
顔つきはけっこう童顔ですが・・・

(写真:2007年4月22日撮影)
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2007年02月26日

甘楽町の芸術的な下水マンホール

甘楽町下水道マンホール

群馬県甘楽町(かんらまち)の下水道マンホール蓋はちょいと芸術的です。
一見、版画のような出来映えです。
甘楽町の花は桜の「染井吉野」で、木は「赤松」、鳥は「雉(キジ)」なのですが、それらのすべてがこの円形内に描かれています。
外周を染井吉野の蕾と花が囲み、真ん中には赤松の枝にとまる二羽のキジ(つがい?)が。
表面の滑り止めのための凸凹にも図柄がうまく使われていますね〜

甘楽町は小幡城下町の風情を今も残している落ち着いた佇まいの町です。
武家屋敷が並んでいた辺りは特に雰囲気がよいですね。
このマンホールはそんな歴史的な風土もよく表現していると思います。

甘楽町の屋敷

(1997年11月23日撮影)
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2007年02月16日

寄居町のフシギな消火栓マンホール

寄居町の消火栓マンホール

埼玉県寄居町、JR八高線寄居駅から鉢形城跡へ向かう道すがら見つけた消火栓のマンホールです。
ズバリ消防車ですね〜、分かりやすいですね〜
星降る夜空の下、煉瓦敷きの道を颯爽と駆け抜けている・・・と思われる光景ですね。

背景の黄色はこれは注意喚起のための色として強引に納得したとしても、なぜ星空で、煉瓦の道なのでしょうか??
そして消防車の窓ガラスは夜とは思えない青空が??
あ゛っ、星空に浮かぶ寄居町章はもしや・・・月ですかっ?!
それに消防車はやけに細かなディティールが描き込まれています。後輪はちゃんとダブルのタイヤだし。恐らく写真から忠実に書き起こしたんでしょうねぇ。
その割に煉瓦敷きの真上から見た角度が微妙な遠近感のついた消防車と合っていないところがまた不思議な感覚を増大させています。

一見ただの消防車が描かれたマンホールの絵、と見すごしてしまいそうですが、リアルな消防車と★印の星の漫画チックさとのアンバランスがこのデザインの不必要なまでのシュールさを最大限に引きだしているような気がします。
なんともはや、安野光雅さんもビックリの“ふしぎな絵”ですな。

(写真:2006年8月27日撮影)
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2007年02月13日

埼玉県川越市のマンホール(消火栓)

トイレマークと同様に、以前から目にとまっていたのが道路にあるマンホールのデザイン。
その土地に関連した観光風物が決して大きくはない円形の中にうまく描き込まれています。なので、お出かけや旅行に行くとマンホールを見てひとり喜んでいます。。

では始めに一つ、埼玉県川越市の消火栓のマンホールです。
埼玉県川越市のマンホール(消火栓)

これは江戸時代の火消し(現代の消防隊)が使った纏(まとい)ですね。
マンホールは鉄板で滑るために、表面に凸凹を作らなければならないのですが、纏のまわりにある点々は火の粉を表しているのでしょうか。
真ん中上部の記号は川越市章ですが、纏の文字にも「川」「越」とあり川越市の消火栓であることをアピールしてます。
小江戸川越の消火栓らしいデザインだと思いますね。

(写真:2005年7月23日撮影)
タグ:埼玉県
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